お骨には発癌物質が含まれる

六価クロム

お骨には発癌物質が含まれる

 昔は薪などで焼骨を行っていましたが現在は火葬場の炉で焼骨を行います。この炉にはステンレスが使用されている事が多く強い火力により、そのステンレスから基準値の数倍から数十倍を超える有害物質「六価クロム」が発生します。発生した六価クロムはお骨に付着する為、直接人体に触れると皮膚炎やガンの原因になります。又、「六価クロム」は水に溶けやすい性質の為、骨壺に溜まった水などに触れると危険とされています。少し触れた程度ですと左程の危険はないようですがお骨やその水に直接触れないようにゴム手袋等で防御されることをお薦め致します。

散骨

 散骨や納骨室(カロート)が満杯状態などの処置の一つに粉骨(パウダー状)を行う事がありますが、この場合、自然環境汚染や人体被害に見舞われないように三価クロム還元剤を使い有害な六価クロムを無害な三価クロムに還元する処置を行います。この処置を行ったお骨は人体に触れても自然環境に放出されても無害とされてます。

関連キーワード

2016年10月02日|サポート情報:ご遺族の方へ, リフォーム, 墓終い, 豆知識