お墓の単位「才」とは

お墓の単位「才」とはお墓の単位「才」とは

 

お墓の単位「才」とはお墓の単位「才」とは

才は体積の単位

 才(さい)とは量(体積)を示す単位です。石材業界の他、運送業や材木業でも使われています(原石取引の場合は「切(さい・きれ)」を使います)。 上記の図は全て「1才(約0.028㎥)」です。300mmと示してありますが実際は1尺=つまり約303mm になります。 図△は□の半分になりますが、これも1才になります。△の形を作るには□のサイズ の石材が必要になります。又、磨き、運搬、据付の際も□と△は左程の差はない 為です。

加工費用

お墓の単位「才」とは

 加工に関しては〇のような丸み加工が最も高額になります。これは、直線の場合、機械を使用しますが曲線や細い面取りは殆ど人力加工する為です。因みに最も高価な部材は「蓮華」になります。

 

重量

1才あたりの体積 = 30.3 x 30.3 x 30.3 ≒ 27,818cm3(27.8ℓ・0.0278立米)

1才あたりの重量 = 27.8kg(質量) x 2.6(比重)  ≒ 73kg

 比重は御影石の種類により異なり、約2.5~2.7あります。10才だと730kgあり、軽四輪自動車の重量と粗同じになり、10才の体積は約0.28立米になりますから軽四輪自動車の荷台半分以上になります。もっとも、軽四輪自動車は最大積載量が350kgですから積載することは出来ません。

単位「才」

 この単位「才」は石材業界では加工・仲買・発注・販売等、粗全ての業界が基準としており、木材梱包や据付工事の量単位にも用います。又、お客様との契約の際にも石の量として記されています。

一面才とは

 石材を切削する時の単位です。一面才は1尺x1尺、つまり縦横それぞれ1尺(303mm)を切削する時の単位です。現在ではメートル単位を使う事が多いようです。

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2016年10月02日|サポート情報:建墓, 豆知識