錦帯橋-中巻-岩国徴古館

錦帯橋-中巻-

不落の名橋「錦帯橋」や岩国城等、写真や図を交えご紹介します。

岩国徴古館-いわくにちょうこかん

国登録有形文化財

•山口県岩国市横山2-7-19

 昭和15年に財団が設立を議決、第二次世界大戦末期の20年3月に竣工し25年以降博物館となった。ドイツ古典主義の影響がみられる意匠は低く押さえた外観、正面の角柱の列柱、内部のすそ広がりの柱等が特徴である。設計は、早稲田大学教授で岩国中学出身の佐藤武夫。

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岩国徴古館第一収蔵庫-いわくにちょうこかんだいいちしゅうぞうこ

国登録有形文化財

 徴古館の北東に位置する。桁行5間梁間3間規模、切妻造桟瓦葺の2階建土蔵で、徴古館側の西面全面に1間半幅の下屋を差し掛けて蔵前とする。錦川の氾濫に備えて高い石積基礎上に建つ。旧岩国藩主吉川家の別邸内土蔵を移設と伝え、堂々たる姿を呈する。

岩国徴古館第二収蔵庫-いわくにちょうこかんだいにしゅうぞうこ

国登録有形文化財

 第一収蔵庫の東方に建つ。旧岩国藩主吉川家住宅の土蔵として建設。桁行6間梁間3間規模、切妻造桟瓦葺の2階建土蔵で、石積の基礎上に建ち、南面に桁行5間梁間1間半の下屋を設けて蔵前とし、蔵前も含め軒裏や螻羽まで塗り込め、落ち着きのある外観とする。