文字通りお骨を洗います
何故、汚れるのか?
地下式のお墓は梅雨などの長雨時には納骨室に雨水が溜まり納骨されている骨壷が浮き上がり骨壷からお骨が出たり、骨壷内に雨水が入る事がよくあります(お骨はカルシウムの為、完全防水箇所に安置しても若干の水は溜まります)。
防止策
納骨室へ水の浸入を回避する方法は防水の他、策はありません。水の浸入は墓石部材の隙間から浸入、地表から水が滲み込み地中から浸入の2通 りです。前者はコーキングや目地セメントで部材間の隙間を塞ぎ、後者は お墓の周りに板石を張る事で大半の浸入は回避出来ます。完全に防止するには費用は嵩みますが地上式(舞台式)納骨室にする事です。
その他場合の洗骨
- 土葬のお骨
- カロート(納骨室)に直接散骨されたお骨
- カロート(納骨室)の中に雨水が浸入し散乱したお骨
- 骨壷が割れて汚れたお骨
- その他
上記のような理由で施主様がご希望であれば洗骨を行います。
洗骨(せんこつ)の方法
- お骨をご希望の墓地に回収に伺う又は持参して頂く。
- 専用の水槽で水洗いをする。
- 洗骨後、天日干しをする(夏場:1~3日、冬場:7~10日)。
- 乾燥後、骨壺に納める(桐箱・総骨覆・総骨袋)。
- ご指定の所(寺・墓地)へお持ち致します。
桐箱
総骨覆
総骨袋