神社の矛盾

 有名な観光神社で「犬猫お断り!」の看板が!

狛犬は何だ

神社の矛盾

 神社に行くと綺麗に掃除されていて清らかな気持ちになれます。鳥居を潜ると必ず目に付く石像が左右にあります。向かって右が「阿形(あぎょう)」で、左が「吽形(うんぎょう)」の狛犬。獅子とも云われますが、狛犬だから「犬」でしょう。お寺にも山門の両脇に像があるところもありますが、こちらは狛犬では無く「金剛力士像」で、どちらも守護・魔除けに設置されているようです。又、どちらも右が口を開け、左は閉じています。右の阿形は「あ」、発音すると必ず口が空きます。左は吽形、「うん」と発音すると口は閉じます。口の動きは関係ありませんが、これらは必ず左右対称に存在しますので「阿吽の呼吸」「阿吽の仲」と云われます。

 この他、天満宮(天神様)には必ず「牛」の像があり山口県防府市の防府天満宮では毎年「牛」が当たる抽選行っています。又、神社には「馬」の像をみかけますし稲荷神社には「狐」、八幡宮では「鳩」・・これだけ神の使いとして象徴になっているのに「犬」はNGと歓迎されないのは何故でしょうか?。

 神社は穢れを嫌うため、犬や猫を連れて入ると「糞」を撒き散らすから?今時、ペットの糞処理をしない愛犬家もいないでしょうし、神社の周りには狸や猪が沢山います。動かない石像なら歓迎という考えはどうでしょうか?。

 因みに道真公の太宰府天満宮は犬猫OKでしたから、全ての神社がNGでは無い事を付け加えておきます。

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2016年10月02日|サポート情報:豆知識