不要になった骨壷の処分方法

骨壷が不要になるケース

骨壷が不要になるケースは次のようなケースがあります。

  • 1.弔い上げで土に還す。
  • 2.合祀・合葬などをした場合。
  • 3.骨壷のまま納めない形式のお墓や宗派の場合。
  • 4.納骨室(カロート)が満杯になった場合、古いお骨を土に埋葬した後。
  • 5.骨壷の破損や劣化による交換後。

しかし、そのようなケースで不要になった骨壷は一般の方では処分は難しいかと思われます。

骨壷の処分方法

 処分方法は2通りあります。ひとつ目はお墓等でお世話になった墓石店に相談する事です。通常の墓石店であれば過去に遡って取引のあった顧客であれば無料で引き取ってくれます。

 二つ目は菩提寺であるお寺に相談してみる事です。この場合、お寺さまによっては処分策がない場合がありますので断られるケースもあります。そして引き受けて頂いた場合は多少なりのお布施を差し上げて下さい。

業者の方が確実

 二つの方法を申し上げましたが、断然、墓石業者の方が引き受け率は高くなります。墓石業者は墓終いや墓石製造時に廃材が出ますから処分業者との取引が欠かせません。預かった骨壷はそうした廃材と共に処分出来ますから容易い事になります。

 業者の場合は産業廃棄物になりますから骨壷を産業廃棄物として処分する事に抵抗がある方はご自身で骨壷を小さく割りお骨と一緒に埋葬する方法もあります。但し、その骨壷が素焼きの場合は問題ありませんが陶器やセラミックで出来た骨壷の場合は自然に還らず永遠に土中に残りますので注意が必要です。

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2020年09月24日|サポート情報:墓終い, 豆知識