国産墓と輸入墓の完成までの違い

輸入石材の場合は99.9%

国産墓と輸入墓の完成までの違い

 上記は輸入石材(輸入墓)の入荷直後の画像です。輸入元は中国ですが、この梱包の中には製品が入っています。つまり、お墓を建立する現場にそのまま持って行けば建立可能です。

 多くの人が輸入石材の場合でも加工(原石→製品)は国内で行うと思っていらっしゃいますが、それでは結局コストは国産より上がりますので売値は高くなるのです。

 石材製品のみならず日本国内の車両や電化製品など日本より労働コストが安い国や地域で作る事により製品単価が落とせるのです。従って輸入石材の場合99.9%加工も輸入元の国で行っています。

 但し、他のページでもご紹介致しておりますが、現在の中国並びに輸出国の加工技術は国産と遜色がない程、向上していますので輸入品だから精度が悪い訳では無い事になります。

 石材の品質も「中国産だから悪い」というのは間違いでどの国の石でも良し悪しはあります。自国を悪く言いたくはありませんが国産でも錆や変色するものも多く「国産だから大丈夫」は虚偽になります。

 失敗しない為にはどの程度の硬度や吸水率があるかで判断すべきです。国産であれば「徳山みかげ」や大島みかげ、印度産ではアーバングレーや印度黒が超有名です。中国産では101CAや1704あたりは水を吸わないので劣化し難いと言えます。

 補足としましては国産の場合の多くは等級があります。どの石種も1~3若しくは1~5段階あり下等級になると石模様が揃わないものや黒玉と呼ばれるホクロのような模様が入り墓石には向かないものもありますので注意が必要です。

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2016年10月02日|サポート情報:建墓