昔のお墓の姓が違う(屋号)

古いお墓には屋号が

昔のお墓の姓が違う(屋号)

 ご承知の通り、明治を迎えるまでは武士以外の下級な者は姓を名乗る事が許されませんでした。士を除く農工商民(人)の人たちは市左衛門や伊之助などの名で呼び合ってましたが、同名も多く「何処の誰?」の区別が難しくなり屋号や家紋を使うようになりました。

 その為、昔は区別出来るようお墓に屋号を石彫していたようです。

 明治になり姓を使う事が義務化され屋号から姓を決める事が多かったようで屋号と姓が一致する方も多いようですが中には全く違う姓を名乗る方もいましたので古いお墓の姓(屋号)と現在の姓が一致しない方もおられるようです。

 因みに古くから商人(商売)を行われている方は昔の屋号をそのまま店名や会社名に使われておられる方もおられます。

関連キーワード

2018年11月01日|サポート情報:豆知識